未来のインターネットの下でJavaはどのように進化するのか?

植田 龍男
稚内北星学園大学

Abstract

まずJavaの登場から現在までの進展を概観する。 アプレットの興亡、急速に膨れ上がったJava 2、J2EEの登場、 一方で組み込み系Javaが突き当たった壁などの事例を取り上げ、 インターネットの普及やハードウェアの性能向上が Javaにどのような影響をもたらしてきたかを考察する。 そして、IPv6に代表される今後実用化されるであろう 新しいネットワーク技術によって、 Javaはどのような方向に進化してくのか(いくべきか)を予想してみたい。 新しいIPによる通信は、 モバイル機器や電化製品も含めた完全な P2Pの環境を実現することが可能である。 その環境の下でJavaの分散オブジェクト技術によって構成されるアプリケーションは、 ユーザに対してきわめて柔軟性の高いサービスを提供可能である。 コンピュータ間、デバイス間の「境界」が消え去ることで、 掌の上にあたかも世界中のコンピュータ資源が存在するようになる日も近い。

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