川本真琴について


まずは川本真琴とは…?自己調査報告。


本名は川本和代、1974年1月19日生まれの福井県出身。通称まこっちゃん。彼女の曲はあの激しいギターサウンドに乗っけた畳み掛けるように歌う独特の歌詞、リズムが魅力だ。曲は…どう考えてもおじさんおばさん世代には受けない曲ばっかりだなぁと思う。それはともかく、ライブですぐ近くで実物見たんだけどほんと小さくてかわいい。自ら「私電磁波で頭やられちゃってますので」と言っているようにライブのMCなんかでもかなりいっちゃっている。まあ天然ボケなのもそれはそれでGOOD。


アルバム一覧

川本真琴


「川本真琴」

01:10分前06:タイムマシーン
02:愛の才能07:やきそばパン
03:STONE08:LOVE&LUNA
04:DNA09:ひまわり
05:EDGE10:1/2

シングル3曲を含んでいる待ちに待って出された1stアルバムだった。シングル3曲を中心に感想を書いていくことにする。

1stシングルである「愛の才能」は作曲こそ岡村靖幸だが作詞はまこっちゃんである(岡村靖幸はギターで参加しているのだ)。「地下鉄の階段down down down」「愛の才能ないの今も勉強中よsowl」といったところに彼女の非凡な作詞能力を見ることができる。 「いけないことなど経験したいの体で悟りたい、窒息しそうなスリルの瞬間感じたいの」など、これだけ早口で歌詞を頭に叩き込んでくる女性シンガーは今まで出会ったことがなかったので個人的に「絶対売れる!」と思って早めにチェックを入れていたことを覚えている。

2ndシングル「DNA」は細胞のDNAと「だいきらい なのに あいしてる」の頭文字とを掛けているのが奥田民生の作詞と重なるところがあるように感じた。最近は韻を踏んだり語呂合わせをしたりといった手法がはやっているのだろうか?さびのメロディーへの持って行き方が非常にうますぎ。前半の「どこにも行けずにボンネットの上タバコを吹かして初めてキスした世界がふっと止まった→ぐるぐる回って…」のところの静から動への展開、そして彼女独特の世界観は聞いている者を圧倒する力を持っている。彼女の作る詩は非常に暗喩的なものがあり、聞いている者によって十人十色の解釈をすることができる。

3rdシングル「1/2」はアニメ「るろうに剣心」のオープニング曲になって大ブレイクした曲であるが、アニメソングとしての曲としては見て欲しくない。この曲は歌詞、メロディーともに非常に俺好みである。キャッチなメロディにぎっちり詰め込んだ歌詞がまたぴったりなんだよな。「あたしたちってどうして生まれたの半分だよね」「二個の心臓がくっついてく」「神様は何も禁止なんかしてない」というように運命的な二人の理想の恋愛を歌っている。これって彼女の実体験なのか…?ともあれ、シングル3曲を通じて彼女の恋愛に対する積極性を歌詞や歌い方から垣間見ることができた。

シングル以外にも「10分前」の「地下鉄の階段いっことばし五感が全部開かれていく」、「ひまわり」の「いつも太陽の方に伸びていくのがくすぐったそうだった」といった歯切れの良いギターに乗せたさびのメロディーは秀逸で、開放感、爽快感、スピード感を同時に感じた曲である。

全体として「まこっちゃんの今」を表現しているように感じた。彼女の恋愛観や世界観、そして現在感じていることや考えていることをまこっちゃん独特の言い回しでアルバムに詰め込んでいるといった印象を持った。全曲秀逸なのでかなりお勧めの一枚。

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